バランスボールで体幹の連動性を高めるメニュー
バランスボールは椅子代わりに使うだけで、腹筋や背筋など体幹を鍛えられるのはご存じのとおり。ただし、バランスボールで体幹を鍛えるメニューはそれだけではありません。じつはバランスボールは体幹、とくに背面の連動性を高めるのにピッタリ。体幹トレーニングメニューを紹介しましょう。

バランスボールで体幹トレーニング
人間は立ったり歩いたり走ったりするときに、体幹を使って動作しています。とくに、肩の後部からお尻までの背面の筋肉群が連動して使われているのです。そして、背面の筋肉群の連動性を高めるには体幹の安定が大切です。
そんな体幹の安定のためには、バランスボールを使ったトレーニングメニューがピッタリ。球形という形状と適度な弾力性から、バランスボールは簡単に不安定な状態を作れるからです。
不安定な状態でトレーニングすると、まず不安定性を体幹で支えることで体幹全体の筋肉が鍛えられます。そして、そのとき無意識に各部を必要に応じて安定・稼動させて、連動的な動きを習得できるのです。
バランスボールで体幹と手足の連動性
そんな体幹の連動性を高めるバランスボールのトレーニングメニューが、ボールに腹ばいになった状態から右腕と左足を伸ばす動き。左手と右足のつま先を床につけて、お腹で体を支えるようにバランスボールに乗るわけです。
ポイントは背中のS字カーブを意識してキープすること。右腕と左足を体と水平に伸ばして、10秒したら逆の左腕と右脚を伸ばします。これを左右5回ずつ行ってください。
これでバランスボールで体幹を鍛えながら、手足の動きに連動性が生まれるようになります。とくに背面の連動性が高まるため、ふだんの何気ない動作がキビキビしてくるはずです。
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