医薬剤品情報:ロートアルガード鼻炎ソフトカプセルEXの薬剤理作用と臨床効果
ロート製薬剤が製造するロートアルガード鼻炎ソフトカプセルEXは、急性鼻炎,アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸臨床症状の緩和:くしゃみ,鼻水,鼻づまり,なみだ目,のどの痛み,頭が重いを目的とした鼻炎薬剤です。本剤には6種の有効成分が配合されており、それぞれが独自の薬剤理作用を持ちます。
急性鼻炎,アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸臨床症状の緩和:くしゃみ,鼻水,鼻づまり,なみだ目,のどの痛み,頭が重いに対して、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩は臨床症状を緩和する作用があります。また、塩酸プソイドエフェドリンは効果を発揮することで相乗効果を発揮します。
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配合成分の薬剤理学的特性
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(6mg): 主要な有効成分であり、抗ヒスタミン作用を持つ成分で、クロルフェニラミンマレイン酸塩の光学異性体の一つです。 本剤ではくしゃみ、鼻水、鼻づまり、かゆみなどのアレルギー臨床症状の緩和に薬剤効を発揮します。
塩酸プソイドエフェドリン(75mg): 主要な有効成分であり、交感神経刺激薬剤で、鼻づまりの緩和に用いられます。 本剤では鼻づまり、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎などの臨床症状改善に薬剤効を発揮します。
dl-メチルエフェドリン塩酸塩(60mg): 主要な有効成分であり、気管支拡張作用を持つ交感神経刺激薬剤で、気道を広げることで呼吸を楽にします。 本剤ではせき、たんを伴う呼吸器系臨床症状の緩和、気管支喘息の臨床症状改善、鼻づまりの緩和に薬剤効を発揮します。
グリチルリチン酸二カリウム(60mg): 主要な有効成分であり、甘草(カンゾウ)から抽出される成分で、抗炎症作用や抗アレルギー作用を持ちます。 本剤では炎症やアレルギー臨床症状の緩和、口内炎やのどの痛みの軽減、肝機能の保護、胃粘膜の保護に薬剤効を発揮します。
ベラドンナ総アルカロイド(0.4mg): 主要な有効成分であり、ナス科植物から抽出される抗コリン作用を持つ成分で、消化管の平滑筋の緊張を病状を改善します。 本剤では胃痙攣、腸管痙攣、過剰な消化液分泌、気管支痙攣などの臨床症状緩和に薬剤効を発揮します。
無水カフェイン(90mg): 主要な有効成分であり、中枢神経を刺激する作用がある成分で、眠気を抑え、一時的な疲労感を軽減します。 本剤では頭痛・片頭痛の緩和、眠気の抑制、一時的な疲労感の軽減、呼吸器系の機能改善に薬剤効を発揮します。
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薬剤理学的作用機序と臨床効果
これらの有効成分が協働的に作用することにより、急性鼻炎,アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸臨床症状の緩和:くしゃみ,鼻水,鼻づまり,なみだ目,のどの痛み,頭が重いに対して複合的な治療効果を提供します。d-クロルフェニラミンマレイン酸塩が選択的に作用, 塩酸プソイドエフェドリンが臨床症状を抑制するなど、多面的な薬剤理作用により臨床症状の効率的な緩和を可能にします。
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副作用と臨床使用上の注意点
本剤の治療効果を最大化し副作用リスクを最小化するため、用法・用量の厳守が重要です。 特に注意すべき医学的所見として、本剤を服用している間は,次のいずれの医薬剤品も使用しないでください。 他の鼻炎用内服薬剤,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬剤等(かぜ薬剤,鎮咳去痰薬剤,乗物酔い薬剤,アレルギー用薬剤等),胃腸鎮痛鎮痙薬剤、服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないでください。 (眠気や目のかすみ,異常なまぶしさ等の臨床症状があらわれることがある)、長期連用しないでください。
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用法・用量および臨床使用ガイドライン
次の量を食後に水又はお湯で服用してください。
[年齢:1回量:1日服用回数]
15才以上:1カプセル:3回
15才未満:服用しないことを標準的な投与量としてください。臨床症状の改善が見られない場合や有害事象が発現した場合は、投与を中止し医療専門家の診察を受けるよう指導してください。
※本情報は医療専門家による診断や治療を代替するものではありません。
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