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風邪は鼻水の蒸発をさせないことで予防できる

風邪をひいてなくても鼻水は、鼻の粘膜の潤いを保つため1日中分泌されています。そして冬場は鼻水が蒸発しやすく、それが風邪をひく原因になるのです。風邪は鼻水の蒸発を防ぐことが予防のポイントなのです。『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。



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風邪は鼻水の蒸発をさせないことで予防できる


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風邪は鼻水の蒸発を防いで予防

冬場は空気が乾燥してて、鼻の粘膜の下にある細胞からどんどん水分が蒸発。鼻の組織自体が乾いてしまいます。すると、付着したウイルスがそのまま粘膜に張り付いて増殖。風邪をひく原因となるのです。

つまり、風邪は鼻水の蒸発を防ぐことが予防のポイント。とはいえ、外出時にマスクをするなどの乾燥対策を毎日行うのは面倒なものです。そこで、いますぐできる鼻水の乾燥対策を紹介しましょう。

鼻水の蒸発を防ぐためには重要なポイントがあります。まずは鼻の粘膜に十分に水分を与えること、そして、その粘膜から水分を蒸発させないようにすること。蒸発を防いで水分を閉じ込めることができれば、空気が乾燥しても鼻の潤いが保てるようになるのです。

そこで、3つの「鼻の潤いアップ法」を紹介しましょう。いずれもお風呂でできる風邪の予防法。鼻水の蒸発を防いでくれます。


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風邪予防に鼻水の蒸発を防ぐ方法

風邪予防に鼻水の蒸発を防ぐ方法1つめは、41度のお湯に10~15分間つかることです。お風呂のお湯は冬場は41度が適温。このお湯に長めにつかることで、大量の水蒸気を吸い込みます。

鼻水を防ぐ2つめの方法は塩です。スプレーボトルに食塩1gを100mlの水に溶かしたものを入浴時に用意。顔の前でミスト状に噴霧して、それを鼻で吸い込むのです。

塩分を含んだ蒸気を吸い込むと、鼻は異物が入ってきたと認識します。すると、異物を取り除こうと鼻の粘膜が活発に動き始めます。すると、細胞が活性化して大きく膨張。細胞同士の隙間が狭くなって水分が蒸発しにくくなるのです。

鼻水を蒸発させない方法の3つめの方法は、お風呂で歌うことになります。お風呂は水蒸気がたくさんある状態。ただ呼吸するだけではなく、歌うことでより大量の水蒸気を吸い込むことが可能です。

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