【体験談】レーシック後遺症「夜盲症」はこうして治った
角膜にレーザーを照射して視力を矯正するレーシックやラゼックは、後遺症が心配なところ。実際、昼間はよく見えていても夜になると鳥目になる夜盲症になることが多いといいます。レーシック後遺症はどのような症状なのか、それはどうすれば治るのかを体験談で見ていきましょう。
レーシックより後遺症が強く出る
角膜が微妙に歪んでいるため、レーシックではなくラゼック手術を受けた40代の男性。レーシックは、レーザーで目の表皮と角膜に切れ目を入れてフタを作って角膜を露出させます。
一方のラゼックは、アルコールで目の表皮を溶かすことで露出させる方式。このため、レーシックより後遺症が強く出ます。露出させた角膜にレーザーを照射する工程はまったく同じです。
実際の体験談としては、夜間の光のにじみは相当あります。夜間というよりは暗い場所になると、目がパサつくような感じで視界が濁ってくるのです。明かりをつけていない会議室や廊下などでもそのような症状が出てきます。
また、夜間にビルを見ると光が拡散して、二重、三重に見えることもしばしば。夜に車を運転しなければならない人は、対向車のライトや信号などがかなり見にくいでしょう。夜間の運転はオススメできません。
レーシックの後遺症はいずれ治る
とはいえ、明るい場所に出たり明るいところを見れば、その違和感はすぐに回復するもの。1日のうちに何度かやってくる、なんともいえない目の不快感です。手術をして半年ほどはずっと続くと考えてください。
半年から1年くらいすると、日によっては暗い場所でも不快感を感じないときも出てきます。少しずつですが、レーシックやラゼックの後遺症である夜盲症は回復してくるのです。
1年から1年半ほどすると、夜や暗い場所でも普通に見えることが当り前になってきます。何かのきっかけで2日に一度くらいは違和感を感じますが、少しすればすぐに回復します。
ラゼックはレーシックに比べて痛みが強くて回復も遅く、夜間の光のにじみも強く出ます。しかし、それらはいずれも時間がたてば解決してくれるもの。レーシックの後遺症である夜盲症は、いずれ治ると考えて大丈夫です。
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