膵臓の働きが耳を引っ張るだけで活性化する理由
姿勢の悪さなどから現代人の内臓はぎゅうぎゅうに凝り固まっています。その緊張をほぐして内臓をリラックスさせれば、自然と機能が高まるのです。インスリンを分泌する膵臓の働きも例に漏れません。じつは耳を引っ張るだけで、膵臓の働きを正常化することができるのです。
膵臓の働きが弱まってしまう理由
体の真ん中に位置している膵臓は、さまざまな臓器に囲まれた状態。満員電車に押し込められているようなものです。本来のスペースを確保できなければ、膵臓の働きが弱まってしまいます。
そこで、凝り固まった内臓をほぐす方法を紹介しましょう。それが耳を引っ張ること。耳のくぼみに中指を軽く入れたら、親指を耳の後ろに添えて、耳の付け根を軽く挟みます。そして、両耳を頭の側面から3mm浮かせるように横に引っ張るのです。
ポイントは目線を下げないこと。斜め後ろに引っ張るイメージです。これを1分ほど、朝昼晩の3回行います。この方法で膵臓の働きを正常化することができるのです。
耳を引っ張ると膵臓の働きが正常化
なぜ耳を引っ張ると膵臓の働きが正常化するのでしょう? 膵臓などの内臓が圧迫されると、その上にある横隔膜も緊張した状態になっています。この横隔膜の緊張をほぐすことが耳を引っ張る目的です。
じつは、横隔膜と頭の中心にある蝶形骨は筋膜でつながっています。耳を引っ張ると頭の中心にある蝶形骨がゆるみ、横隔膜の緊張がほぐれるのです。
横隔膜の緊張がほぐれると内臓がリラックス。結果的に膵臓が正しい位置に復帰します。すると、膵臓の働きも正常化してインスリン分泌が促進されるというわけです。
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