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「ほくろ」と「癌」の見分け方をプロが伝授!

足の裏のほくろはじつは癌では…と心配になったことは誰でもあるはず。そこで「ほくろ」と「癌」を見分ける方法を紹介しましょう。なかでも、もっとも簡単な見分け方は、線を引いて左右対称になるのがほくろです。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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「ほくろ」と「癌」の見分け方


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左右対称になるのは癌でなくほくろ

ほくろと癌を見分けるプロが、東京女子医科大学東医療センターの田中勝教授。見極めるのが難しい症例が、世界中から田中先生の元へ寄せられるほど。その数なんと20万件以上といいますから驚きです。

そんな田中先生が伝授する、ほくろと癌の簡単な見分け方を3つ紹介しましょう。まず1つめは、線を引いて「左右対称になるのがほくろ」というものです。

逆にいうと、癌は左右対称に現れることはなく、悪性の細胞があちこちでデタラメに増殖します。「対象性がなくデタラメなのが癌」ということです。


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毛が生えているなら癌でなくほくろ

2つめのほくろと癌の見分け方として「鉛筆で隠れる大きさ」かどうかというのもあります。直径7mmほどの鉛筆の太さの中におさまれば安心です。癌は、成人以降にできたものが大きくなることがほとんど。ほくろは膨れることはあっても、広がることはありません。

そして、3つめのほくろと癌の見分け方は「毛が生えているのはほくろ」。毛が存在するということは、その毛の細胞を壊されていないということです。

というのも悪性の癌の細胞が増えたときには、あらゆる細胞を蹴散らして増殖するもの。毛が生えているということは、毛の細胞を残してほくろの細胞が広がっていることを意味しているのです。

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