インフルエンザ予防「着替え」も重要だった
インフルエンザは飛沫感染のため、せきなどで飛散したウイルスで感染します。しかもウイルスは直接、口の中に入るとは限りません。なんと衣服などについたウイルスの感染力は数時間も続くのです。インフルエンザ予防には外出から戻ったときの「着替え」も重要なのでした。
インフルエンザ予防は一瞬ではない
インフルエンザは、急性の呼吸器感染症です。感染者がせきやくしゃみをすると、口から飛んだしぶきが拡散。その飛沫を吸い込み、その中にいるウイルスが気道の粘膜に付いて感染します。
しかもウイルスが飛散するのは、せきやくしゃみの瞬間ではありません。ウイルスは空気中に漂っていますから、その一瞬だけではインフルエンザは予防できないのです。
そして、注意しなければならないのが衣服などについてしまったウイルスです。ウイルスは紫外線に弱く、また温度が25度以上、湿度が50%以上で感染力が落ちるといわれています。
インフルエンザ予防に着替えが効果
しかし条件にもよりますが、飛沫が衣服に付いてウイルスの数が次第に減るとはいえ、その感染力は数時間は続くのです。
外出時はマスクで防御していますが、帰宅してマスクを外したときが落とし穴。外出時と同じ服を着ていると、その衣服についていたウイルスに感染してしまう可能性があるのです。
このためインフルエンザの予防には、会社や学校など長時間の外出から戻ったら、手洗いやうがいだけでなく「着替え」をすることが効果的。インフルエンザに限らず、感染症の予防に効果を発揮します。
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