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がん治療は世界では「放射線」が主流だった

がんの3大治療は「手術療法」「化学薬物療法」「放射線療法」です。それぞれ具体的にどのような治療を行って、どんなメリット/デメリットがあるのでしょうか? 3月30日放送『駆け込みドクター!』の「2人に1人がかかる病がんを知ろうSP」で取り上げられていました。



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もっとも一般的な方法が「手術」です。がんにおかされた部分を部分を切除します。しかし、体の回復に時間がかかったり、機能が失われるなどのリスクがあります。

「化学薬物療法」は、おもに抗がん剤により治療です。化学物質でがん細胞の増殖を抑え、がん細胞を破壊します。一方で副作用が大きく、脱門・発熱・倦怠感など、日常生活に支障をきたす可能性もあるのです。

「放射線療法」は、がん組織に直接放射線を当てることでがん細胞を死滅させるもの。メスを入れずに治療できるため、体への負担が少ないのが特徴です。しかし、周辺にある健康な細胞に放射線が当たり、炎症などをおこすことがあります。

がんというと手術のイメージが強いですが、それは日本人に胃がんが多いため。胃がんは手術が第一の適用になるので、それが影響しているのです。がん全般で言うと、世界的には放射線による治療が主流といわれています。

日本のがん治療で放射線を受ける割合は「29%」ほど。一方でアメリカは「66%」、イギリスでは「60%」となっています。なぜこのような差があるかというと、1つには日本に放射線治療医が少ないこと、あとは放射線に対するマイナスイメージです。

■3月30日放送『駆け込みドクター!』
【2人に1人がかかる病がんを知ろうSP】
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