急性喉頭蓋炎の初期症状を知っておいて損はない
のどの炎症は発症箇所によっては命にかかわります。それが急性喉頭蓋炎です。喉頭と呼ばれる部分に炎症をおこすのが喉頭炎。喉頭の入口あたりにある喉頭蓋と呼ばれる部分に炎症をおこすのが喉頭蓋炎です。『駆け込みドクター』で紹介されていました。

急性喉頭蓋炎は呼吸困難が急速に進む
喉頭蓋は気管に食べ物が入らないようフタをするのが役割。ここが細菌やウイルスに感染して炎症をおこすのが急性喉頭蓋炎。急性喉頭蓋炎死に至ることもがあるのです。
急性喉頭蓋炎は、ものすごく腫れる病気。合わせて、声の調子がものすごく悪くなります。実際の急性喉頭蓋炎の映像を見てみると、喉頭蓋が白く腫れあがっている様子。空気の通り道である気管をふさぎかけています。
急性喉頭蓋炎は呼吸困難が急速に進む病気。時間単位でどんどん症状が進んでいく非常に怖い病気なのです。最悪の場合は死に至る可能性もあります。喉頭蓋炎の腫れは数十分で気管をふさいでしまうことがあるため、窒息死することもあるのです。
急性喉頭蓋炎でボールのように腫れる
実際、急性喉頭蓋炎は耳鼻咽喉科の専門医もかなり気をつけている病気。それでも年間に何十人かの人が急性喉頭蓋炎で亡くなっているといいます。
人によっては急性喉頭蓋炎でボールのようにパンパンに腫れることもあるとか。こうなると気管がふさがった状態になるため、一瞬にして呼吸が止まってしまうのです。
そこで知っておきたいのが急性喉頭蓋炎の初期症状。ふくみ声といって、膜がかかったような声になると危険です。このほかに喉頭蓋炎の初期症状には、発熱や咳、のどの痛み、声がれ、声が出にくい、頭痛などがあります。
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