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東尾理子が遺産相続で損するこれだけの理由

近年、親の死後に葬儀などをめぐるトラブルが増加しています。なかでも多いのが「遺産相続トラブル」です。そんな「遺産相続」のニュースで損する人は、東尾理子さんだとか!? 2月6日放送『あのニュースで得する人損する人』で紹介されていました。



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東尾理子さんといえば、プロ野球で通産251勝を挙げて野球殿堂入りした父・東尾修さんの1人娘として、厳しく育てられてきました。理子さんがプロゴルファーのテストに合格したときも「まだまだ甘い」と一喝。俳優の石田純一さんと婚約したときも、石田さんにも「調子に乗るな」と一喝したほどです。

そんな理子さんがどうして損をするのでしょう? 家庭裁判所に持ち込まれた遺産相続の相談件数は、2000年の「90,062件」から2010年の「174,494件」と、この10年でおよそ「2倍」に増えています。いまは、昔よりも遺産相続の認知度が高まり、どんな簡単な相続であっても権利を主張する人が増えていることがそのおもな要因です。

そして、親が家族に内緒で借金をしていて、亡くなってからその借金が発覚するケースが多いとか。近年、親の死後に発覚した借金によって、遺産相続のトラブルが増加しています。

このとき「親の借金を早く返したい」「借りたものは返さなければならない」という、しっかりとした考えが仇になります。プラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合は「相続放棄」という手続きをとることができるのです。

ただし、相続放棄には、2つの条件があります。1つめ、自分が相続人だと知ってから「3ヶ月以内」に手続きをすること。もう1つは、その3ヶ月の間に遺産に手を付けてはならないことです。

すなわち、遺産相続で損するのは東尾理子さんのような「しっかり者」というわけ。早く借金を返そうとする「しっかり者」が、結果的に損をすることになってしまうのです。

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