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生保各社が医療保険を引き下げている理由?

生命保険各社の「医療保険」の価格競争はさらに激しくなりそうです。「太陽生命保険」が一部の医療保険を一新して、保険料を最大4割引き下げました。



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発売から7年経過して、保険金支払いの発生率をより精緻に見直せたことが引き下げの理由。引き受け基準を緩和した医療保険で「最低水準」です。

対象の保険は、持病があっても3つのチェック項目に該当しなければ加入できる選択緩和型と、告知なしで加入できるタイプの商品。60歳女性が入院給付金が日額5,000円、死亡保険金が50万円の選択緩和型に加入した場合、従来の保険料は月7,825円でしたが、引き下げ後は4割安い4,660円となります。

他社でも価格引き下げが相次いでいます。2013年春に「住友生命保険」と「第一生命保険」が主力商品を値下げ。「アフラック」と「オリックス生命保険」も、夏に保障内容を拡充して保険料を下げた医療保険を投入しました。

2013年4~9月期の決算では主要生保の「逆ざや」が解消。さらなる保険料引き下げにつながるかが、今後の焦点になってきます。ただし、このタイプはもともと通常の医療保険に比べ割高。加入の必要性を含めよく検討すべきでしょう。

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