花粉症は海外にも存在!でもスギ花粉は日本だけ
いまや国民病とも呼べる花粉症ですが、はたしてこれは日本に限った話なのでしょうか。外国人は花粉症にならないのでしょうか。じつは日本に来て初めて花粉症になる外国人は多いもの。海外では日本ほどスギが生えていないからです。『駆け込みドクター!』で紹介されていました。

花粉症を発症する外国人
そもそも日本は「スギ大国」です。海外では、日本ほどスギが生えていません。このため外国人は、日本に来て初めてスギの花粉を大量に浴びることになります。そうすると、一気にスギ花粉症になってしまうのです。
外国人の中には、スギの多い日本でスギ花粉を大量に浴び、花粉症を発症するケースが少なくないといいます。事実、街頭でも来日7年のロシア人や来日10年のトルコ人、来日2年のキューバ人など、日本に来て花粉症になった外国人がいました。
それでは、そもそも花粉症は海外には存在しないのでしょうか? 街頭で質問してみると、ロシアでは「白樺花粉症」、イギリスでは「菜の花花粉症」などがあるようです。
花粉症は海外にも存在
このように花粉症は海外にも存在。住んでいる地域によって自生する植物は違っています。症状は一緒でも、花粉の種類は違ってくるのです。
このほか、アメリカでは「ブタクサ」、ヨーロッパでは「カモガヤ」というイネ科の植物で花粉症に悩む人が多いとか。種類は違えど、花粉症は世界中の人々を悩ませていたのです。
そして、スギ花粉が海外には存在しないため、来日した外国人でも花粉症になるというわけ。つまり花粉症は海外でも共通の話、ただしスギ花粉症は日本だけということなのです。
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