アルツハイマー予防の生活習慣チェックリスト
アルツハイマー病は発症までにおよそ20年かかる病気。この間に進行を遅らせさえすれば、アルツハイマーの発症を先送りにして予防できるということです。そこで、アルツハイマーが予防できる生活習慣チェックリストを紹介します。『世界一受けたい授業』で取り上げられていました。
アルツハイマーを予防できる生活習慣
さっそく、アルツハイマーを予防できる生活習慣チェックリストを紹介しましょう。まず1つめの生活習慣は「コーヒーを1日3杯以上飲む」です。
じつはコーヒーは、アルツハイマー予防に効果的といわれています。コーヒーに含まれるカフェインの作用がその理由。1日3杯飲む人は、まったく飲まない人に比べて認知機能の低下が4分の1というデータもあります。
ちなみに、緑茶にもアルツハイマー予防の効果があります。これはカテキンなどのポリフェノール類の作用です。緑茶を毎日飲む人は、飲まない人に比べて認知症発症リスクが3分の1になるといいます。
アルツハイマー予防に歯磨きが効果
アルツハイマー予防の生活習慣リスト2つめは「よく噛んで長時間で食べる」です。顔の筋肉を動かすことにつながって、記憶を司る脳の海馬の活動が活発化します。ひと口で30回以上噛むことが目安です。
「1日2回以上歯を磨いている」がアルツハイマー予防3つ目のチェックリスト。じつは、アルツハイマー型認知症の多くが歯周病にかかっていたことがわかっています。歯周病の毒素が脳に達することが悪影響を及ぼすのです。
アルツハイマー予防の生活習慣チェックリスト4つめは「熱中できる趣味を持っている」。趣味がある人は趣味がない人に比べて、認知症にならない確率が2.2倍という研究結果があります。趣味を通じて、新しいことを学ぶことがアルツハイマー予防には大切なのです。
ほかにも、音楽を聴きながらダンスをすることもアルツハイマー予防に効果的。右脳と左脳の両方が刺激されるからです。タカラジェンヌなど、長いあいだ声楽やバレエなどのトレーニングを受けていると、認知機能が低下しにくいという調査結果があります。
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