シシー・スクワットは上体を後傾して曲げ伸ばし
シシー・スクワットとは、下半身の筋トレメニューの定番であるスクワットのバリエーション。簡単に言ってしまえば、上体を後ろに傾けた姿勢で行うのがシシー・スクワットです。シシー・スクワットのメリットは、太もも前面の筋肉である大腿四頭筋を徹底的に鍛えられること。そのやり方を見ていきましょう。
シシー・スクワットで基礎代謝アップ
スクワットは、手を前方に伸ばしたり頭の後ろに組んだ状態で、その場に深くしゃがむようにしてひざを曲げ伸ばしする筋トレメニュー。大腿四頭筋ほかにもお尻の大殿筋、太もも裏のハムストリングス、ふくらはぎなどを鍛えます。
一方、シシー・スクワットは上体を後ろに傾けた姿勢でひざの曲げ伸ばしをする筋トレメニュー。骨盤を斜めに傾けた姿勢をキープすることが、シシー・スクワットのポイントになります。
シシー・スクワットは全身の中でもっとも大きな筋肉である大腿四頭筋をピンポイントで強化することで基礎代謝がアップ。自然と痩せやすい体質になるというメリットがあります。
シシー・スクワットは安定した場所で
さっそく、シシー・スクワットのやり方を見ていきましょう。シシー・スクワットは不安定な姿勢で行うため、台や机などバランスが保てる安定した場所を用意。台の脇に立ったら、足幅は骨盤くらいに開いてつま先を外に向けます。
台に手を置いたらつま先立ち。もう片方の手を反対側の肩に置いてください。この体勢から太もも前の大腿四頭筋が伸びるように、骨盤を後ろに倒します。そして、ひざをゆっくり曲げていくのです。
すねと床が平行になるくらいまで曲げたら、今度は骨盤を上に向けるようにひざを伸ばします。ポイントは骨盤の傾きを一定に保つこと。シシー・スクワットは10回×3セットが目安です。