自律神経が乱れているかをチェックする方法とは
自律神経が乱れる原因として挙げられるのがストレスです。とはいえ、ストレスは誰しも感じているもの。それでは、自分の自律神経が乱れているかどうかを知る方法ないのでしょうか? じつは日常生活のある場面でチェックできるのです。『みんなの家庭の医学』で紹介されていました。
自律神経の乱れチェック方法1つめ
自律神経が乱れているかのチェック方法1つめは、感動する映画を見て涙を流すか流さないか。自律神経が正常であれば、泣きどころのシーンが近づくにつれてだんだんと交感神経が上昇。泣きどころではついに涙腺が崩壊します。
しかし、交感神経はピークを迎えると、あれほど高ぶっていたのが一気にダウン。それと同時に、副交感神経が高まってきたのです。興奮とともに交感神経が高まり、涙を流すことで気持ちが静まり感情が安定します。
ところが、自律神経が乱れていると、同じ泣きどころのシーンが近づくにつれて交感神経は上がってきてはいますが、涙が出ないため交感神経は高いまま。副交感神経は低い状態のままです。すなわち、メリハリがない状態だったのでした。
自律神経の乱れチェック方法2つめ
自律神経が乱れているかのチェック方法2つめは、激辛料理を食べること。少し食べただけでも汗が噴き出してくるような辛さの料理を食べたときの汗のかき方で、自律神経の乱れをチェックできるのです。
とはいえ、激辛料理を食べればたいていの人は汗が噴き出てくるもの。しかし、自律神経が正常な人の場合、最初に汗をかいてもすぐにひくのです。ところが、自律神経が乱れていると、食べれば食べるほど玉のような汗がしたたり落ちています。
刺激に対して、一向に汗が止まらない状態こそが、自律神経が乱れていることを示しているのです。自律神経が正常なら、最初は交感神経は上昇しますが、ある程度食べすすめると交感神経をしずめようと副交感神経が上昇を開始します。
しかし、自律神経が乱れていると交感神経が上がりっぱなし。副交感神経はいつまでたっても上がってこないため、異常なほど汗をかくわけです。
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