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腎臓の働きが低下する慢性腎臓病の放置は危険

腎臓の働きには老廃物処理のほかに、血圧や電解質の調節など、人体の機能を保つ重要な役割があります。そして、糖尿病や高血圧などで腎臓の働きが低下し、それが3か月以上続く場合に診断されるのが慢性腎臓病です。腎臓の働きが低下する慢性腎臓病はけっして放置してはいけません。



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腎臓の働きが低下する慢性腎臓病の放置は危険


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腎臓の働きが低下する慢性腎臓病

慢性腎臓病は、軽症から人工透析が必要な重症の人までさまざま。日本国内には約1,300万人の患者がいると推定されています。

慢性腎臓病では腎臓の働きが低下しているため、たんぱくが尿に漏れ出るようになります。それが数値として出るのが「eGFR」という腎機能の指標となる糸球体ろ過量という検査値。ここに異常に出ます。

慢性腎臓病の初期はほとんど自覚症状がありません。しかし、放っておくと腎臓の働きがさらに低下し、人工透析を余儀なくされることになります。


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腎臓の働きがさらに弱まって貧血

もし健康診断などの尿検査で慢性腎臓病と診断された場合、その原因となっている糖尿病や高血圧などをまず見極めることが肝心。そして、食事療法や薬物療法でその原因となっている病気を治療しなければなりません。

たとえば高血圧が原因の慢性腎臓病なら、食塩の摂取量を1日3~6gに減塩。必要に応じて降圧薬を服用します。動脈硬化が原因の場合なら、適切な運動・食事を心がけるといった具合です。

腎臓の働きがさらに弱まると、人体を弱アルカリ性に調整する機能が損なわれたり、カリウムの濃度が異常に上がったりします。腎臓から分泌されるホルモンの異常によって貧血などになることもあるのです。

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