偏頭痛の対処は血管を拡張させる原因を探すべし
頭痛はタイプによって対処法が異なります。ズキズキと強い痛みがおこる偏頭痛はどう対処すればよいでしょう? 偏頭痛は血管の拡張でおこるもの。すなわち血管を拡張させる原因を探すのが大切です。『駆け込みドクター』の「頭痛の悩みを解決SP」で紹介されていました。
偏頭痛の対処は原因ごとに異なる
偏頭痛の特徴は、頭の片側か両側がズキンズキンと脈打つように傷むこと。人によっては表現がさまざまなため、「突き刺すような」とか「締め付けるような」という痛みの説明になります。
偏頭痛の原因は、頭の血管が何らかの刺激で拡張して炎症をおこすことです。拡張した血管が神経を刺激することで偏頭痛がおこるといわれています。
血管を拡張させる原因はさまざまです。このため、偏頭痛の対処も血管を拡張させる原因ごとに異なります。いずれにしても、血管を拡張させる原因を取り除くことが大切なのです。
原因に合わせた偏頭痛の対処が大切
たとえば天気の悪い日に偏頭痛になる人は、低気圧が近づいていると気圧の変化を脳が感知して血管が拡張しています。
偏頭痛は空腹も危険です。何らかのきっかけがあって、それがストレスとなって偏頭痛はおこります。ご飯が食べられないというのは、人間にとっては大きなストレスなのです。
食べられなかったら餓死してしまいますから、死んでしまうという危険性を感知して、血管が広がっていることもあります。それに合わせた偏頭痛の対処が大切です。
偏頭痛の対処法は人それぞれ
温度差・人ごみ・寝過ぎなども偏頭痛の原因のひとつ。人ごみなどはわかりやすい例ですが、あきらかにストレスになるものです。これで血管が拡張してしまうわけですから、偏頭痛の対処も明白かもしれません。
寝過ぎについては、寝過ぎると寝ているあいだに血液中に二酸化炭素が蓄積してくることが原因。血液中の二酸化炭素の濃度が高くなると、血管は広がる方向に傾くため、偏頭痛が出やすくなるというわけです。
ふだん寝不足の人が長時間、寝るのは極端に血管を広げることになります。寝だめするなどはもってのほかです。寒い季節は温度差にも要注意。暖かい部屋に急に入ると、血管が拡張するためです。しっかり対処しましょう。
このほか、血管を拡張させる原因はストレス・過度の飲酒・まぶしい光・騒音などがあります。まさに、偏頭痛の原因は人それぞれ。対処法も人それぞれです。原因となる生活習慣にしっかり対処することが、回復への近道といえるでしょう。
■『駆け込みドクター』
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