セロトニンを食事で増やす3つの栄養素とは
セロトニンは自分が幸せを感じたときに出る「喜びホルモン」とも呼ばれるもの。脳を覚醒させてすっきり爽やかな気分にする効果があり、ストレス解消には重要なホルモンです。そこで、喜びホルモン「セロトニン」を食事で増やすための3つの栄養素を紹介しましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
セロトニン不足でさまざまな病気
セロトニンを出す場所は、脳の脳幹という一番古い脳にあたります。指揮者がタクトの振り方を変えると楽曲の雰囲気が変わるように、セロトニン神経のタクトの振り方が変わると脳全体が変わるのです。
その効果としては「脳の覚醒」によってすっきり爽やかな気分になります。また「心の安定」により興奮や不安を抑えてくれるのです。そして「インナーマッスルや筋肉に作用」して、姿勢を改善したり表情が若々しくなる効果もあります。
セロトニン不足はうつ病や不眠症など、いろいろな病気の元になるもの。それだけセロトニンが重要ということです。いわばエンジンが回るために絶対に必要なエンジンオイルのようなものといえるでしょう。
セロトニンを増やす3つの栄養素
食事でセロトニンを増やすこともできます。セロトニンを増やす栄養素はおもに3つあるのです。1つは「トリプトファン」というアミノ酸の一種。セロトニンの原料になります。トリプトファンが含まれている食材は魚類や肉類、乳製品やタマゴ、大豆やゴマなどです。
もう1つは「ビタミンB6」で、補酵素という役割を持っています。ビタミンB6が含まれている食材は魚類やニンニク、しょうがなどです。
そして、最後の1つが「鉄」。意外と知られていませんが、鉄がないとセロトニンが作られません。鉄は魚類やレバー、ほうれん草、小松菜などに含まれています。
■8月11日放送『主治医が見つかる診療所』
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