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呼吸法で痩せ方が変わる!ピラティスの極意

女性に人気のピラティスで、もっとも大切なのは呼吸法。ピラティスのエクササイズは、深い呼吸を繰り返しながら行うのが特徴です。その呼吸法のベースは胸式呼吸。ちょい足しメソッドになるピラティスの呼吸法をマスターすれば、同じダイエットをしても痩せ方が大きく変わってくるのです。



呼吸法で痩せ方が変わる!ピラティスの極意


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ピラティスは息を吐きながらが基本

ピラティスのエクササイズは、すべて息を吐きながら行うのが大原則。まずは、ピラティスの基本である「ニュートラル・ポジション」を覚えましょう。背骨のS字カーブを保った、体にとって一番自然で正しい姿勢です。

ニュートラル・ポジションは、仰向けに寝てひざを立てた体勢。足の裏は床につけ、左右の腰骨、恥骨の3点を床と水平に保つように意識します。腕は手の平を下にして、指先を足方向へ長く伸ばして体の横に置いてください。

背骨は反り返らせず、S字カーブを保つことが肝心です。背骨は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、そして仙骨と尾骨から構成されています。そして、頚椎が前に反り、胸椎が丸まっています。腰椎で再び前に反って、仙骨と尾骨のところで丸まっているのです。


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ピラティスの呼吸法は胸式呼吸

ピラティスの呼吸法は鼻から息をゆっくりと吸います。肋骨を左右と後ろ側に大きく広げるように空気を吸い込むのがコツです。ピラティスの呼吸は「胸式呼吸」。お腹をふくらます、腹式呼吸はありません。

息を十分に吸ったら、今度は口から息を吐きながら骨盤底筋を下から上へ引き上げます。肋骨は自然に閉じるはずです。左右の腰骨と恥骨の三角形が水平に保たれているか、下腹部に手を当てて確認しながら行いましょう。

ふだん使うことのない骨盤底筋など体幹の筋肉を意識することが大切。息を吸いながら背骨を伸ばし、自分の体が大きくなるイメージで行うのがポイントです。

ピラティスの呼吸法は腹筋を引き締めるだけでなく、内臓を活性化する効果もあります。これがダイエットにうれしい代謝アップにつながるのです。ちょい足しメソッドとしてピラティスの呼吸法をすれば痩せ方が変わってきます。

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