ナイス!シニア
40代からの医療情報…現役看護師が監修

足首が硬い人は歩くだけでねじれが発生している

「足首が硬い」と聞いて、危機感を感じる人は少ないはず。しかし、足首が硬いことがいろいろな障害の原因になります。実際、体が硬いという女性タレントが足踏みする様子を観察すると、着地のたびに足首のブレが出ることを発見したのです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



足首が硬い人は歩くだけでねじれが発生している


スポンサーリンク

足が硬いことから体が硬くなる

足首は常に柔らかく動いて、体のバランスをとっています。しかし、この足首が凝り固まるとクッションの機能が失われてしまい、全身のバランスが崩れて体が硬くなってしまうのです。

すなわち、体が硬い原因はじつは足が硬いことにあるというわけ。実際、病院で慢性痛に悩む患者を診察していると、足首が硬いという共通点があったといいます。足首が硬いことがいろいろな障害を引き起こすわけです。

また、立位体前屈で前に体が曲がらないという人の多くは、足首が「く」の字にねじれているといいます。実際に、立位体前屈が曲がらない女性タレントに足踏みをしてもらって、その様子を後ろから観察してみました。


スポンサーリンク

足首が硬いと体にいろいろな障害

すると、着地の瞬間に左足だけ内側に少しだけずれているのです。着地の衝撃で左右に足首がブレていました。これは足首の柔軟性が失われてしまいクッションの役目が果たせず、足踏みの振動で足首がねじれが発生。左右にブレてしまうのでした。

右足の着地の様子と比べると、そのブレている幅が大きいことがわかります。このねじれが歩くたびにおこるのですから、足首が硬いと体にいろいろな障害が発生するのもよく理解できるでしょう。

このように足首が硬くなると、関節の痛みが出たり疲れやすかったり、体全体が硬くなったりします。そのためにも、足首ストレッチが大切というわけです。体が硬い人は足首をストレッチしてみましょう。

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事



目次