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持久力がアップするLSDトレーニングのやり方

持久力がアップするLSDトレーニングは、隣の人と笑顔で話しながらできることが運動強度の目安。息が切れるようなトレーニングではないため、誰でも気軽に持久力アップに取り組めます。そこで、持久力がアップするLSDトレーニングの具体的なやり方について見ていきましょう。



持久力がアップするLSDトレーニングのやり方


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持久力アップはゆっくりしたペース

一般人が持久力アップにLSDトレーニングを行うなら、1kmあたり7~8分くらいのペースがよいでしょう。LSDトレーニングは、最初から最後まで同じペースをキープ。心肺能力や脚力といった全身持久力がアップするのです。

そんなLSDトレーニングで持久力がアップするには、初心者なら1~2時間ほど続ける必要があります。ゆっくりしたペースで長い時間、長い距離を走ることが持久力アップのポイントです。

なお、持久力アップのLSDトレーニングは細切れにしても効果は変わりません。1人でトレーニングすると、どうしても後半にダレがちになります。そういった場合は、30分×2セットや15分×4セットと繰り返すとよいでしょう。


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最適な強度で持久力アップを図る

ちなみに、アスリートが行う持久力アップのLSDトレーニングでは、乳酸値から測定するのが主流となりつつあります。筋肉を激しく動かすと生み出されるのが乳酸。この乳酸の血中濃度から、運動強度を確認するわけです。

激しい運動は血中の乳酸値が上げます。乳酸は酸素が供給されるとエネルギー源になりますが、酸素が足りなくなると血液を酸性にしてしまうもの。だんだん体の動きが鈍くなります。

持久力アップのLSDトレーニングは、発生した乳酸に酸素を供給することで、乳酸を除去しながら運動を続けられるレベルの強度が最適ということ。アスリートは乳酸値を測定しながら、最適な強度で持久力アップを図っているのです。

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