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ダニの退治がどれだけ難しいかを実験してみた

ダニはどのようにすれば退治できるのでしょう? 毛布におよそ3千匹の生きたダニをバラまいて、どうすれば退治できるのかを探ります。結果としては、水攻めも日光攻めも冷凍攻めも、ダニ退治には効果がなかったのです。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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ダニの退治がどれだけ難しいかを実験してみた


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ダニ退治に効果がない日光攻め

まずは水攻めによるダニ退治。毛布を洗濯機に入れたら洗剤を投入して40分間、水攻めしてみました。ちょっと調べてみると、ダニは見当たりません。しかし、よく見てみると生きているダニを発見しました。

さらに詳しく調べてみると、ダニは80%も残っていました。洗濯機で流れ落ちたのはわずかに20%だったということ。水攻めはダニ退治にほとんど効果はありませんでした。

続いては日光攻め。カンカン照りの太陽の元、動きを観察できるように赤く染めたダニを布団に放ちます。30分後、布団周辺の温度は35度を突破。これだけ暑ければ、ダニ退治間違いなしを思いきや、ダニはしっかり活動中です。

しかも、暑さを逃れようとダニは布団の繊維の中に移動していました。干すこと4時間、ふかふかになった布団の中を調べてみるとダニは元気いっぱい。ほぼ100%、ダニは生き残っていたのでした。


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ダニ退治できたと思いきや復活

暑さがダメなら寒さはどうかということで冷凍攻めでダニ退治。マイナス13度に24時間置いてみたところ、ダニは元気に動いていています。殺菌力抜群の紫外線攻めはどうでしょう。4時間連続照射してみたところ、それでもダニは退治できませんでした。

最後の勝負は乾燥攻め。ダニのまわりの湿度を徐々にゼロ%に近づけていくと、ダニはペチャンコになって干からびてしまいました。しかし、ダニを退治できたと思いきや、通常の湿度の部屋に戻すろダニは復活してしまったのです。

ちなみに、ダニは真空状態でも退治できません。30分間、まったく空気がない状態でも、自分の体の中にためている分を使って生き延びるのでした。

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