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シニア向けの定額プランでデータ量は十分!

いつでも簡単にパソコンのような感覚でインターネットが利用できる便利なスマホ。しかしそのぶん、パケットと呼ばれるデータ通信の量も従来の携帯電話より多くなります。このため料金は高くなる傾向です。スマホを利用するのに、月々どれくらいお金がかかるのでしょうか?



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NTTドコモ、au(エーユー)、ソフトバンクの携帯電話大手3社でみると、「LTE(エルティーイー)」と呼ばれる高速通信に対応した一般的なプランで、データ通信料は5,985円、基本料やネット接続料を合わせると7千円前後になります。なお、iPhoneの場合は5,460円、ただしauは2年間のみです。このほかに電話の通話料や、端末代を分割払いにしていればその代金もさらにかかります。

この複雑に見える料金体系も、スマホを難しいものに見せている要因です。そんな層に照準を合わせ、NTTドコモとソフトバンクではいわゆるシニア向け端末を使うことを条件に、割安の料金プランを設けています。

基本料とネット接続料は共通ですが、定額のデータ通信料を大幅に抑えて、4千円を超える程度から利用できるようになるもの。ただし、このプランでは料金を低く抑える代わりに、毎月のデータ通信の量は「約0.5ギガバイト」までに制限されます。一般のスマホの定額プランでは毎月「7ギガバイト」が上限とされているので、約14分の1の計算です。

それでは「0.5ギガバイト」は、どのくらいのデータ通信量なのでしょう? 写真付きのメールを毎日5通送り、なおかつインターネットを毎日20分するくらい…というのがひとつの目安。たくさんインターネットを利用したり、大きな動画をダウンロードしたりしなければ、十分なデータ量といえるでしょう。

上限を超えた場合は、通信の速度が遅くなります。追加の料金を払って元の速度に戻すことも可能。追加料金はNTTドコモ、ソフトバンクともに2ギガバイトにつき2,625円です。

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