熱中症の予防は炎天下よりもむしろ夜間が大切
暑い夏の夜は、適切にクーラーを使うことが大切です。じつは熱中症のは9割が室内で発症。しかも熱中症全体の4割は夜間におきているのです。熱中症の予防は炎天下よりもむしろ夜間が大切なのでした。『駆け込みドクター』の「快眠術で健康になる」で紹介されていました。

熱中症の予防を夜間にすべき理由
熱中症は炎天下でおこるイメージですが、熱中症で死亡した人の9割は室内で発症しているのです。時間帯別に見てみると、熱中症の4割は夜間におきています。
つまり、暑い夏の夜こそ熱中症の予防にもっとも気をつけなければならないということ。気密性の高い住宅では昼間にため込んだ熱で、夜間でも室温が上昇しているからです。
しかも、寝ているあいだは汗で水分が奪われやすい状態。これが昼間よりも夜間に熱中症の予防をすべき理由です。
夜間の熱中症を予防するための対策
夜間の熱中症を予防するための対策は3つ。適切な冷房器具の使用と水分補給、さらに吸水性の高い寝巻きや寝具を選ぶことも大切です。夜間も適切に扇風機やクーラーを使用するだけでなく、枕元に水分を置いていつでも補給できるようにしましょう。
もしクーラーの設定温度が27度では暑いという人は、寝つく前に軽い運動をするとよいかもしれません。体温を少し上げることで、27度でも十分に涼しく感じることができるのです。
ホットミルクやホットレモンなどカフェインを含んでいない温かい飲み物を飲むのも熱中症予防には効果的。それだけで体温が上がり、高めの設定温度でも涼しく感じられるはずです。
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