偏頭痛の対処方法と緊張型頭痛の対処方法の違い
頭痛は原因によって対処方法が異なります。このため、自分の頭痛の原因を知ることはとても大切です。そして2大頭痛が偏頭痛と緊張型頭痛。それぞれの対処方法を紹介します。『たけしのみんなの家庭の医学』の「いま気をつけるべき病ランキングSP」で紹介されていました。
偏頭痛の対処方法と緊張型頭痛は真逆
緊張型頭痛とは、おもに肩や首のコリから血行が悪くなることで、頭全体が締め付けられるように痛む頭痛。頭痛持ちの人の56%は、この緊張型頭痛です。一方、22%が偏頭痛といわれています。
そして、偏頭痛の対処方法と緊張型頭痛の対処方法は真逆といってよいほど違うもの。このため、頭痛の原因が偏頭痛なのか緊張型頭痛なのかを見分けることは、とても大切なのです。
そこで、偏頭痛と緊張型頭痛を簡単に見分ける方法を紹介しましょう。それはおじぎ。頭痛があるときに深くおじぎをして、痛みが増すなら偏頭痛、変わらないなら緊張型頭痛なのです。
偏頭痛の対処方法は頭を冷やすこと
深くおじぎをすると、頭の位置は心臓よりも下の状態。すると、脳の静脈の圧が高くなって血管が拡張することになります。
ここで偏頭痛の痛みは、血管の拡張が周りの神経を圧迫することが原因。おじぎで血管が拡張して痛みが悪化するのは偏頭痛となるわけです。一方の緊張型頭痛は、筋肉の緊張や血行の悪さが原因。おじぎでも変化はありません。
偏頭痛を見分けられたら、今度は対処方法です。緊張型頭痛は筋肉のしこりによって血行が悪くなっているもの。血行をよくすると痛みが改善します。マッサージや運動、入浴などが効果的です。
偏頭痛は血管が広がるために痛みが出ているので、緊張型頭痛の対処方法は逆療法になります。偏頭痛の対処方法は頭を冷やしたり、カフェイン入りの飲み物を飲んだりすること。あとは眠ることも効果的な対処方法です。
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