腸は健康の源!すぐ活性化できる7つの秘訣
人間の体を「内」と「外」に分けたとき、その境界線となるのがじつは「腸」です。というのも、人間の体はちくわのような構造で、食べたものは咀嚼され分解されて…という流れを経て、体を素通りしていくもの。唯一、腸からのみ栄養が外部から吸収されています。

その意味で「腸」というのは健康の源といえる重要な部位。その腸を活性化して健康でい続けるための7つの秘訣を紹介しましょう。
【1】プレ歯磨き
朝一番には「プレ歯磨き」が重要です。これは寝ているあいだに口の中で繁殖した菌が、そのまま食べて体内に入っていくのを防ぐためのもの。口の中の雑菌を簡単に洗い流すのです。もちろん食後には、これとは別にしっかり歯を磨きます。
【2】ヨーグルト
汚い菌を口から出したら、今度は善玉菌を「ヨーグルト飲料」で摂取します。乳酸菌は善玉菌の代表格的なもの。腸にはすごくよいのです。それと同時に消化器を刺激して、便を出すという効果もあります。
【3】大根おろし納豆
朝ごはんには「大根おろし納豆」がおすすめ。大根おろしを作って、それをパックの納豆に入れます。減塩のため、納豆に付いてくるタレは使いません。大根おろしの汁ごと入れて、そのまま納豆を食べてしまいます。この中には、食物繊維が1日必要量のほぼ3分の2くらいは入っています。
【4】ブラック食材
「ブラック食材」も重要ポイント。黒い食材「黒豆」「海苔」「黒ゴマ」「ヒジキ」などに含まれる色素であるアントシアニンは、抗酸化力が高く血管の老化を防いでくれます。
【5】肉
夕食は「牛肉のステーキ」がよいでしょう。牛肉に含まれるオレイン酸は、腸に刺激を与えてその働きを活発にしてくれる役割があります。週に4~5回は夕食に肉類を食べましょう。
【6】豆
じつは豆類は、ゴボウやサツマイモよりも100gあたりに含まれる食物繊維量が豊富。ゆでたゴボウが「6.1g」、焼いたサツマイモが「3.5g」であるのに対して、ゆでたインゲン豆は「13.3g」、ゆでたエンドウ豆は「7.7g」、煮た黒豆は「6.3g」となっているのです。
【7】リンゴ牛乳
さらに、寝る前に飲むと腸の健康によいとっておきの飲み物があります。名づけて「リンゴ牛乳」。リンゴを食べて寝るのは便秘のために効果的。また、リンゴの皮の赤い色のところであるに含まれる「ポリフェノール」はアンチエイジングに威力を発揮します。
■リンゴ牛乳の造り方
- リンゴを半分
- 皮ごと粗く刻む
- リンゴと同じ重量の牛乳
- ミキサーで混ぜて完成