小学生も突然死する原因・キラーストレスとは?
キラーストレスとは、1つ1つは小さなストレスでもそれが溜まることで爆発するもの。突然死をおこす原因になります。最近、イライラしたり眠れないという人はキラーストレスの初期症状かもしれません。キラーストレスが原因で突然死をおこすメカニズムを見ていきましょう。

キラーストレスの最初の症状
働き盛りの40代や50代はもちろん、なんと小学生まで年間10万人がある日突然、亡くなっているのです。じつは環境の変化が激しい4月は、1年でもっとも突然死が多いという調査結果もあります。
そんな突然死の大きな要因の1つと考えられているのがキラーストレス。仕事上のちょっとしたミスや些細な夫婦喧嘩など、1つ1つは小さなストレスでもそれが積み重なって、キラーストレスとなると体に障害が出るのです。
キラーストレスで怖いのが、ストレスが溜まっているかどうかが自分でわからないこと。最近イライラするであるとか、寝られないといった症状は、じつはキラーストレスの最初の症状であることが多いのです。
キラーストレスで血圧が上昇
1つ1つは小さなストレスでも、それが溜まることで爆発するキラーストレス。それによって引き起こされる突然死とは、どういうメカニズムでおきるのでしょう。人間はストレスを感じると、脳の不安を司る偏桃体という部分が反応。ストレスホルモンが分泌されます。
すると、心拍数や血圧が上昇するなどさまざまなストレス反応が出るのです。通常、このストレス反応はすぐに収まりますが、複数のストレスが重なってキラーストレスになると、ストレスホルモンがとめどなく大量に分泌されます。
こうなると、自律神経が乱れて血圧が異常に上昇。耐えきれなくなった脳内の血管が破裂して脳出血となります。また、過剰なストレスは血を固まりやすくするため、若い人でも心筋梗塞や脳梗塞を引き起こして突然死を引き起こすのです。
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