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8020運動のために作られた「8020サンバ体操」

8020運動は、80歳になったときに自分の歯を20本残そうという健康キャンペーンです。静岡県三島市では、この8020運動を強力推進することで、全国でもっとも歯が健康な市町村になりました。その影には「8020サンバ体操」があるのです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。



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8020運動のために作られた「8020サンバ体操」


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8020運動推進のために体操を制作

唾液には口の中を健康に保ってくれる役割があります。そこで、静岡県歯科医師会は8020運動推進のため、食事中以外でも唾液を出せる体操を制作。それが「8020サンバ体操」です。

8020サンバ体操は、体操しながら口のまわりの筋肉を動かします。それによって唾液の分泌を増やすと同時に、全身の血行もよくなるというわけです。

しかも体操を続けると、口の中の唾液腺がいつも刺激されて、口の中が唾液が出やすい環境に変化。ものを咀嚼する能力もアップします。また、音楽に乗って楽しみながら体操するためストレスが減少。唾液がさらに増えるのです。


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8020サンバ体操の30秒バージョン

本来は3分ほどかけて行う8020サンバ体操ですが、家庭でもすぐに実践できる30秒バージョンを制作。さっそく、そのやり方を見ていきましょう。動きはたったの4つだけです。

椅子に座ってリラックスしたら、手の平を広げて「いないいないばあ」の動きをしながら、口をブクブクさせます。8秒間ほど行ってください。続いて、両手を腰に当て片足ずつ前に出しながら、口をすぼめて顔も突き出します。これを行うのも8秒間ほどです。

次は、舌で左右のほっぺたを強く押す体操。左・右・左…と8秒間ほど動かします。最後は口を大きく開けながら、両手と片足を前に突き出すのです。これも8秒間ほどが目安になります。

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