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変形性膝関節症の予防にグルコサミンは非推奨

変形性膝関節症の予防には、太ももの筋肉を鍛えることが重要です。横浜市鶴見区は、区のマスコットの名前を冠した「ひざひざワッくん体操」を独自に開発。区内50か所以上で体操教室を開いています。一方、変形性膝関節症の予防にグルコサミンは推奨されていません。



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変形性膝関節症の予防にグルコサミンは非推奨


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変形性膝関節症を予防する体操

変形性膝関節症を予防する「ひざひざワッくん体操」はストレッチや筋肉トレーニング、マッサージなどで構成。十分体をほぐした後、スクワットなど膝周りの筋肉を強化する動きが加わります。

考案した健康運動指導士によると「椅子を使って生活の動作の中でできる体操を考えた」とのことです。

体操教室に毎回参加するという80代の女性は、教室に参加してから変形性膝関節症で膝に痛みを感じることはないとか。ワッくん体操は一人でもできますが、集まって体を動かすことが楽しいといいます。


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変形性膝関節症ガイドライン

実際、膝の痛みが原因で外出がおっくうになり、やがて介護が必要になる高齢者が多いのも事実。体操は介護予防にもつながります。区では体操を紹介したリーフレットを配布するほか、無料動画サイトでも公開中です。

一方、薬局にはグルコサミンなどの軟骨成分を含んだサプリメントも市販されています。ただし、日本整形外科学会による変形性膝関節症のガイドラインでは、軟骨成分の摂取で痛みなどの症状緩和に対しては「結論が一様ではない」というスタンスです。

このため、軟骨保護作用を目的にした使用については変形性膝関節症に「推奨しない」としています。服用した成分がどの程度、膝まで届くのか、はっきりした根拠がまだないのが実状なのです。

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