夫婦の会話で記憶力アップ「ほめあい作戦」
脳の神経ネットワークを増やし、記憶力を改善して認知症予防をするには、ふだんから新しい言葉を使って会話することが重要。ここで大切になるのが「夫婦の会話」です。2月4日放送『みんなの家庭の医学』の「老けない身体を作る新事実SP」で紹介されていました。
歳とともに外出する機械が減ると、会話量も自然と落ちてきます。そのとき夫婦間の会話がなければ、脳の老化は進む一方です。いまから夫婦の会話を増やしておくことが、記憶力改善と認知症予防につながります。
とはいえ、年月を重ねると夫婦の会話はおのずと減るもの。お互いが空気のような存在になってしまいます。そこで、夫婦の会話を増やして脳を活性化させる、画期的な方法を紹介しましょう。
それは「ほめあい作戦」です。やることはいたってシンプル。ふだんの生活の中で、なるべく多く相手のことをほめるだけ。そうすることで、相手のよいところを探すなど、自然とお互い興味がわき、会話も増えると考えられるのです。
実際に、結婚して25年のベテラン夫婦に体験してもらいました。最初はなかなかほめる言葉が出てきませんが、2日目くらいから会話のキャッチボールが開始。それまではほとんど会話をしなかった2人にとっては大きな変化です。こうして4日間の「ほめあい作戦」を過ごしました。
そして、最後に記憶力テストを行います。すると、夫婦とも成績が「20%」以上もアップしたのです。近ごろ夫婦の会話が減ったと思う人は、ぜひ試してみてください。
■2月4日放送『みんなの家庭の医学』
【老けない身体を作る新事実SP】
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