やる気が出ない人を簡単にやる気にさせる方法
やる気が出ないという人を、簡単にやる気にさせる方法があります。それは力強いポーズを2分だけ続けるというもの。これだけで、やる気が出ない人のやる気スイッチがオンになります。『ためしてガッテン』の「やる気低下が危険信号」で取り上げられていました。
やる気が出ない人をやる気にさせる
これは2010年にハーバード大学の社会心理学者たちが発表した研究成果。42人の男女を、力強いポーズをとるチームと弱々しいポーズをチームの2組に分けて、2分間そのポーズを続けてもらいました。
すると、その2分間でだ液に含まれているテストステロンの量が変化。弱々しいポーズをとったチームは10%ダウンした一方で、力強いポーズをとったチームはテストステロンが20%アップしていたのです。
テストステロンは男性ホルモンの一種。脳を刺激して、やる気スイッチである線条体を刺激する働きがあります。この線条体を活性化することで、やる気が出ない人のやる気スイッチをオンにすることができるのです。
やる気が出ないときは力強いポーズ
実際、大相撲の琴奨菊関は大関になる前、大事な一番で負けてしまう勝負弱さに悩んでしました。そこで取り入れたのが、立ち合い前に両手を大きく広げて胸を張って、上体を大きく反らす力強いポーズです。
このポーズを始めた直後の場所で連戦連勝。見事に大関昇進を果たしたのです。ポーズについては人それぞれ、どんな体勢でもOKです。
やる気が出ないときは、まずは自分なりの力強いポーズを2分間、試してみるとよいでしょう。しかも、どんなポーズでも繰り返すほどに効果はアップするのです。
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