カレーのスパイスは甘口のほうが多く入っている
カレーは辛いほど体によい…というのは大きな誤解。辛くないカレーこそ体によいといえます。というのも、カレーのスパイスは辛口よりも、むしろ甘口のほうが多く入っているのです。『主治医が見つかる診療所』の「カレーを食べて健康になるSP」で紹介されていました。
カレースパイスで辛さの元は赤唐辛子
じつはカレーのスパイスで辛さの元になるのは、じつはレッドペッパーのみ。いわゆる赤唐辛子です。レッドペッパーを少なくするだけで、簡単に辛さを抑えることができます。
逆にいえば、カレーが辛ければ辛いほど、スパイスにレッドペッパーが使われているということです。そして、レッドペッパーのスパイスとしての効果は、ある程度以上たくさん入れても違いはありません。
むしろ、多量のレッドペッパーは胃腸には障害になってしまうことに…。辛いものを大量に摂ると、高齢者や胃腸の弱い人には刺激が強すぎます。お年寄りや子どもには、甘口のカレーで十分に効果が期待できるのです。
カレーのスパイス効果は甘口か中辛
そして、市販のカレールーのスパイスについても、辛口はレッドペッパーの量が多いだけです。そのほかのカレーのスパイスは、辛口よりもむしろ甘口や中辛のほうが多く入っているのです。
すなわち市販のカレールーも辛口でないほうが、効率よくスパイスを摂ることができます。いずれにしても、カレーライスは甘口や中辛を選んだほうが、カレーのスパイス効果をより享受できるということです。
漢方同様、足したり引いたりと調節できることがカレーのよいところ。カレー通になると、家族の体調に合わせてスパイスの配合を変えるほどになるといいます。
■『主治医が見つかる診療所』
【カレーを食べて健康になるSP】
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