背中の肉を解消するならアイソメトリクスを活用
「人生の半分は背中で生きている」といわれるものの、自分の背中を見る機会は滅多にないもの。背中の肉になかなか気づかない人も多いはずです。背中の肉を解消するなら、背中にある筋肉を鍛えるのが常套手段。そして、背中の肉を解消する背中の筋トレはアイソメトリクスを活用するのがおすすめです。
背中の肉を落とすアイソメトリクス
背中に付いているおもな筋肉は、腰から肩まで広くついている広背筋と背骨に沿った脊柱起立筋です。このうち、背中の肉の原因となるのは広背筋。そんな広背筋の筋トレとしては、鉄棒で行う懸垂運動がよく知られています。
とはいえ、日常生活で鉄棒で懸垂するチャンスはなかなかありません。スポーツジムに行く時間がないという人も多いはずです。そこで、自宅で手軽で簡単にできる広背筋の筋トレで背中の肉を落とす方法を紹介しましょう。
背中の肉を落とす筋トレで活用するのはアイソメトリクスになります。アイソメトリクスは関節を動かさずに筋肉を一定の長さに保って力を入れるトレーニングメソッドです。胸の前で両手を押し合う大胸筋の筋トレがよく知られています。
背中の肉を落とす筋トレは左右5回
アイソメトリクスによる背中の肉を落とす筋トレは、まず背筋を伸ばして両足を肩幅に開いて立ちます。両ひじを深く曲げて肩の高さまで上げたら、肩甲骨を背骨に引き寄せるようにして、両ひじを背中のほうへできるだけ回し込んでください。
この体勢のまま上半身を左側に最大限ひねったら、その位置で8秒間キープするのがアイソメトリクス。8秒間休んだら今度は右側に最大限ひねって、その位置で再び8秒間キープするのです。
背中の肉を落とすアイソメトリクスによる筋トレは、この動きを左右それぞれ5回ほど行います。これなら日常生活のちょっとした合間でもできるでしょう。アイソメトリクスで広背筋を筋トレして、背中の肉を解消しましょう。
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