筋肉痛なしでも超回復がおこるメカニズムとは
筋肉痛は超回復のサインです。しかし、筋肉痛が超回復に必須というわけではありません。もちろん筋トレ当初は筋肉痛がおきますし、そのあとしっかり休めば筋肉は超回復。しかし、筋トレを継続すると筋肉痛なしでも超回復が発生するのです。超回復で大切なのは疲労と休養と栄養です。
筋肉痛が超回復に必須ではない
筋トレの現場では、筋肉痛を伴わないようなトレーニングでは超回復による筋肥大はおこらないという考え方が一般的。このため、多くの人が日夜、重いウエイトに調整しているというわけです。
筋トレを始めたばかりは、ちょっと動かせば筋肉痛がおきていたはず。筋肉痛は細かい筋損傷ができたことによる痛みです。そして、この筋損傷を修復するときに超回復はおこります。
しかし、継続的に筋トレをしていると、筋肉痛は徐々に軽減していくもの。それでも超回復で筋肥大するという現象がおきるのです。じつは筋肉痛が超回復のための必須条件というわけではありません。
筋肉痛なしでも超回復がおこる
筋肉痛を筋トレの成果として考えるのは、超回復のメカニズムの大きな認識違いです。筋肉痛がないからと負荷をかけすぎると、本格的に筋肉に損傷を与えてしまう場合もあります。
このため、筋肉痛なしでも超回復がおこることは覚えておきましょう。超回復に筋肉の疲労は必要ですが、筋肉痛は必ず必要というわけではありません。超回復で大切なのは疲労と休養と栄養です。
筋肉痛を求めて無理な筋トレを重ねると、結果的にトレーニングを中断しなければならない羽目に陥ってしまいます。すると筋肉は、超回復どころか以前のサイズに戻ることに…。筋肉痛なしでも超回復がおこることを肝に銘じておきましょう。
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