近隣トラブルは明日はわが身!?最新4大事例とは
近年、増加の一途をたどっているのが近隣トラブルです。2012年度の時点で近隣トラブルなどで全国の警察に寄せられた相談件数はおよそ18万件。5年前と比べると、およそ3割も増加しています。『あのニュースで得する人損する人』で紹介されていました。
近隣トラブルの増加はペット
なかでも、近隣トラブルでもっとも多いのが「騒音トラブル」です。その理由としては「共働き」や「シングルマザー世帯」が増えて、夜になって洗濯や掃除などの家事を行う家庭が増えたことがあります。このような生活スタイルの変化が騒音トラブル増加の一因になっているのです。
さらに最近では、さまざまなブームの影響で新種の近隣トラブルが増加しています。そこで、最新の近隣トラブル4大事例を紹介しましょう。
その1つめは「ペットブーム」です。現在、日本で飼われている犬や猫は「2,128万頭」にも及びます。じつはこれ、20歳未満の未成年者の人口「2,259万人」とほぼ同じです。
ペット飼育可能なマンションが増えていることと、生活の中でペットが一緒にいることが多くなることによって、「犬同士のケンカ」や「住人への接触」「泣き声の問題」など、近隣トラブルが増加しています。
近隣トラブルの原因が家庭菜園
2つめは「家庭菜園ブーム」です。データによると、家庭菜園を始めた人のうち、始めて1年以内にやめてしまう人が「35%」にものぼるとか。そして、その土を放置したばっかりに、肥料を含んだ土の臭いや発生する虫が近隣トラブルの原因になってしまいます。
3つめは「エコブーム」です。2008年に、隣の家に取り付けられた太陽光パネルに光が反射して、サングラスなしでは家事もできない…と隣人を提訴した事例があります。一審ではパネル撤去と慰謝料22万円の支払いという判決が出たもの、ご近所との関係という意味では喜べる結果とはいえません。
4つめは「ママ友」です。子どもの成長とともに増えていくママ友。子育てを通じて仲良くなれる反面、近隣トラブルも多いといいます。なかには学校以外でのママ友同士での付き合いを禁止する小学校があるほどです。
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