体内時計のために朝は決まった時間に起きるべし
若々しい血管には規則正しい生活が一番効果的。とはいえ毎日規則正しい生活を続けるのは簡単なことではありません。そこで、体内時計のリズムを整える秘訣を紹介しましょう。『みんなの家庭の医学』の「身体が老けない4つの秘密」で紹介されていました。
体内時計が崩れると体の不調を招く
人間のおもな体の機能にはリズムがあります。体はリズムどおりに動くと、もっとも働きがよくなるもの。たとえば1日の血圧のリズムを見てみると、日中は高くて夜寝るときには低くなり、また目覚めとともに高くなります。
これが体内時計による身体のリズムです。ところが、夜更かしなどで体内時計のリズムが崩れると、血圧がしっかり下がらなくなり、やがて高血圧など体の不調を招くことになります。
スポーツの世界では、すでに体内時計による体のリズムは常識。水泳の北島康介選手は大会の決勝戦に向けて、半年前から1日のスケジュールを決めて合わせていきます。メジャーリーグのイチロー選手も、きちんとした生活リズムをとってパフォーマンスを高めているのです。
体内時計のリズムを守るポイント
とはいえ、すべて規則正しくなくても、体内時計のリズムを守るためのポイントがあります。血管を若く保つ体内時計のリズムの整えるポイントは「早起き」です。早寝早起き…というわけではありません。重要なのは「朝起きる時間」です。
たとえ夜遅くまで起きていても、朝早く決まった時間に起きるのが大切。逆におきる時間を一定にすることで、眠る時刻が一定になってきます。夜更かししたからといって朝遅く起きると、そこでリズムが崩れてしまうことに。少々夜遅く寝たとしても、朝早く一定の時間に起きることが重要なのです。
また、睡眠を促すホルモンは朝起きてから約16時間後に分泌されるもの。なるべく同じ時間に起きることが、体内時計のリズムを保つポイントなのです。
■『みんなの家庭の医学』
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