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身近に潜む危険…製品事故トラブル回避術!

家電などによる製品事故受付件数は年間4,535件。気温が下がるとともに、家庭内の事故は増加するものです。そこで、いろいろな製品事故の注意点をまとめて紹介します。



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寒くなったときに手軽に使える便利な「電子レンジ用の湯たんぽ」。これを所定時間を上回る「10分」にして温めてみると、残り3分半を切ったときに中身が飛び出してしまいました。加熱時間は必ず守らなければなりません。

鍋などで使う機会も増える「カセットコンロ」は、2つ並べて遣うと大爆発します。コンロのあいだに熱がこもってしまうのです。取扱説明書にあるとおり、2台以上並べて使用しては絶対にいけません。

家庭用の「乾燥機」は、衣服に付いたアロマ用オイルに注意が必要です。オイルがたくさんしみたタオルは、洗濯してもオイル成分が残っている場合があります。乾燥機にかけてくるまった状態で放置すると、残ったオイルが発熱して自然発火してしまうのです。オイルがしみた衣類は、乾燥機にかけてはいけません。

防水性の衣類を洗うときの「洗濯機」も要注意。脱水時、ウインドブレーカーなど水を通しにくい衣類は、洗濯槽に張り付いてしまいます。すると、内側にたくさんの水が溜まっている状態に…。その水が脱水の高速回転によって、洗濯機を暴走させることがあるのです。衣類を広げないように洗濯ネットを使用するほか、水を通しにくい繊維製品は洗わないようにしましょう。

「オーブントースター」にも危険が潜んでいます。加熱しすぎた食品に火が付いてしまって、慌ててオーブントースターを開けた瞬間、大爆発するのです。原因は、火を消そうとオーブントースターを空けた瞬間、トースター内に酸素が供給されて火が強くなったからです。もし出火したら、タイマーを切ってコンセントを抜いて、炎が消えるまで扉を開けてはいけません。

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