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グレープフルーツの剥き方を画期的に簡単にする

グレープフルーツの剥き方はいろいろ。とはいえ、分厚い皮をむくと薄皮がびっちりと残ってしまうこともしばしばです。そんなグレープフルーツの剥き方を画期的に簡単にする方法があります。切る前に「茹でて冷やす」のです。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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グレープフルーツの剥き方を画期的に簡単にする


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グレープフルーツの剥き方アンケート

番組ではグレープフルーツの剥き方についてのアンケートを実施。すると、半分に切ってスプーンで食べる人と、房までむいて食べる人が半々の比率でした。ただし、房までむくとなると、なかなかきれいにむけません。

そこで、グレープフルーツの剥き方を画期的に簡単にする方法を紹介しましょう。それは「茹でて冷やす」というもの。熱湯で3分ゆでたあとに、氷水で冷やすのです。

実際にこのグレープフルーツの剥き方をやってみると、気持ちイイくらい簡単に外側の皮を手だけでむくことができました。なぜゆでると、グレープフルーツは剥きやすくなるのでしょうか?


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グレープフルーツの剥き方で甘くなる

グレープフルーツの白い綿の部分や薄皮の部分はペクチンという成分を含んでいます。ペクチンはグレープフルーツの皮と実をガッチリつなぐ糊のような役割。ここでグレープフルーツを加熱するとペクチンが分解。皮と実が剥きやすくなるわけです。

さらに、このグレープフルーツの剥き方によって苦味と酸味が減少。甘味には変化がないため、結果的により甘く感じるようになります。しかも、この画期的な剥き方でも、グレープフルーツのビタミンCには変化がありません。

なお、グレープフルーツに「グレープ」というブドウを表す言葉が入っているのは、果実がブドウのように房になって実るため。最大で15個くらいが連なって実るのです。


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グレープフルーツの剥き方と健康効果

グレープフルーツの剥き方で気をつけておきたいのが健康効果との関係。グレープフルーツにはペクチンをはじめとする水溶性食物繊維が豊富に含まれています。ペクチンの効果は腸のなかで便のすべりをよくすることです。

また、グレープフルーツには不溶性食物繊維もバランスよく含まれています。このため、腸のぜん動運動を活発にして便意を促進。便秘にも下痢にも穏やかな整腸作用を発揮します。

そして、これら食物繊維が多く含まれているのが内側の白い部分やスジ、房の袋など。このため、グレープフルーツの剥き方でスジや袋を残さないと、健康効果がなくなってしまうことに注意しましょう。


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グレープフルーツの剥き方で甘さ判別

グレープフルーツの剥き方によっては、食べる前に甘さを判別できます。ポイントとなるのは皮の薄さ。グレープフルーツの皮が薄い場合、それはよく熟していることを意味します。

グレープフルーツの皮が厚い場合は、それだけ中身に栄養が届いていないということです。そこで、グレープフルーツを輪切りにする剥き方にすれば皮の薄さが一目瞭然。甘さが見分けられるというわけです。

グレープフルーツを剥く前に甘さを判別するなら、形でも見分けられます。甘いものを選びたいなら、平べったい形を選びましょう。逆に、細長い洋なし型はあまり甘くありません。

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