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ED治療薬にはアンチエイジングの効用があった

「ED」いわゆる勃起障害の治療薬として使われている「タダラフィル」が、前立腺肥大症の治療薬として厚生労働省に承認されました。ED治療薬は血流をよくする作用があり、その副効用が注目されています。じつはED治療薬には、アンチエイジングの可能性もあるのです。



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ED治療薬にはアンチエイジングの効用があった


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ED治療薬としては1錠2千円程度

前立腺肥大症は、加齢とともに前立腺が大きくなる病気。肥大した前立腺が尿道を圧迫して排尿障害をおこします。40万人以上が治療を受けており、潜在患者は400万人ともいわれています。

今回承認された治療薬の商品名は「ザルティア」。公的医療保険が適用されます。ED治療薬としては「シアリス」という商品名で、2007年から日本で年から発売されています。

このED治療薬は持続時間が36時間と長いのが特徴。ED治療薬としては自由診療のため、1錠2千円程度となっています。


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ED治療薬でアンチエイジング

このED治療薬には「PDE5」という酵素の働きを阻害し、血管を広げることで血流を促す作用があります。これまでの前立腺治療薬とは、まったく違う作用で働くものです。

そして、PDE5阻害剤は認知症の症状改善などにも注目されています。血流を促す作用が認知症の改善につながる可能性があるからです。

このほか、動脈硬化の予防や改善にも効果があります。すなわちED治療薬は、アンチエイジングの薬としても広がる可能性があるのです。

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