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目の病気を早期に発見する危険度チェックリスト

白内障は放っておくと危険な目の病気。悪化して失明してしまう患者もいます。ほかにも緑内障や網膜はく離でも失明してしまう人が少なくありません。そこで目の病気を早期に発見するための危険度チェックリストを紹介しましょう。『教訓のススメ』で取り上げられていました。



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目の病気を早期に発見する危険度チェックリスト


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目の病気の早期発見チェックリスト

【目の病気チェックリスト】

  • 濃紺の靴下が黒く見える
  • 花粉症である
  • 夜中にのどが渇く
  • 片目の視野が45度以下

濃紺の靴下が黒く見える場合は、白内障の可能性があります。白内障は、水晶体がにごってしまう目の病気。黄色がかった色からだんだんオレンジ色っぽい視界となってしまうのです。

このとき、オレンジの補色にあたるのが青系統。目の病気で白内障になると、青系統の色が吸収されて、紺色と識別できずに黒く見えるのです。

花粉症の場合、網膜はく離になる可能性があります。これは目を強くこすってしまうためです。目はむき出しの臓器といわれるほど、外傷に弱いパーツ。網膜はく離は最終的には失明につながる目の病気ですから、早期発見・手術することが重要です。

夜中のどが渇く場合は、糖尿病の可能性があります。そして、日本の失明原因の第2位が糖尿病網膜症という目の病気なのです。


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目の病気がなかなか発見されない理由

片目を視野が45度以下というのは、左目を閉じた状態で、右手を真横から前方に移動させてどこで視界に入るかと、同様に左手でやったときにどこで視界に入るかを測定します。

これが45度以下の場合、視野がどんどん欠けていく緑内障の恐れがあります。この緑内障、日本の失明原因の第1位なのです。

この目の病気がなかなか発見されないのは、両目を使ってものを見るため。視野が欠けていることを反対の目で補ってしまうことが理由です。できれば左右だけでなく、上下も同様に測ってみましょう。視界が45度以下の場合は目の病気が疑われるので、早めに病院で検査を受けてください。

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