糖尿病予備軍もわかる皮膚症状セルフチェック
日本人の「6人に1人」が潜在患者といわれている「糖尿病」。初期では症状がほとんど出ないため、病気の発見が非常に難しい病気です。そこで糖尿病の「皮膚症状セルフチェック」を活用しましょう。4月1日放送『たけしのみんなの家庭の医学』の「いま気をつけるべき病ランキングSP」で紹介されていました。
糖尿病予備軍でも皮膚症状が現れる
この「皮膚症状セルフチェック」が注目されているのは「糖尿病予備軍」も早期発見できるところ。病気の初期段階ですら発見が難しい病気ですが、血糖値が通常より高くなれば、糖尿病予備軍でも皮膚症状が現れるのです。
また、通常の血液検査で血糖値が正常でも、食後の血糖値が通常の2~3倍まで上がってしまう人もいます。そういった人は「隠れ糖尿病」とも呼ばれ、なかなか健康診断だけでは発見できないもの。それが皮膚症状であれば、しっかり見つけることができるというわけです。
【皮膚症状チェック①】
- スネの前側
- 1~2cm程度の大きさ
- 茶色のシミ
- 5~6個以上
加齢によるシミは、腕や首、胸など日光に当たりやすい場所にできるもの。スネに茶色いシミが6個以上ある場合は、糖尿病の可能性があるため注意が必要です。
【皮膚症状チェック②】
- 手首や肘の関節周辺
- 1cm前後の大きさ
- 盛り上がった中心が凹んでいる
- 硬さがある
これらの皮膚症状で発見できるということは、太い血管にダメージが行く前ということ。太い血管がダメージを受けていると、最悪の場合は切断するなどの措置が必要なこともあります。
症状が進行する前に皮膚科を受診して、糖尿病を見つけることが大切です。こういった皮膚症状が1ヶ月以上治らない場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。
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■4月1日放送『たけしのみんなの家庭の医学』
【いま気をつけるべき病ランキングSP】
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