前立腺肥大の治療は投薬にランニングが効果的
前立腺肥大の治療は投薬治療にランニングを取り入れるのが効果的。前立腺肥大とは、尿道を囲むようにある前立腺が加齢などによって徐々に肥大していく病気です。前立腺肥大の治療の症例を詳しく見ていきましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。

前立腺肥大の治療にランニング
前立腺肥大の治療にランニングを取り入れて、通常は10年かかるところ、わずか3年で完治した症例を紹介します。一般的なケースより早く治療したというこの男性、じつは投薬治療に加えて、ランニングを取り入れていました。
医師からは前立腺肥大は薬だけの治療だけでなく、体を動かすことが大切と指導されたといいます。なかでも、おすすめされたのがランニングだったのです。
前立腺肥大は尿トラブルを誘発するため、運動量が減ってしまうケースが多くあります。すると、股関節や骨盤を使うような運動が減少。性ホルモンも下がってきて、血流が悪化してしまうのです。
前立腺の治療で改善どころか快調
そして、ランニングは骨盤底筋にほどよい刺激を与えてくれます。骨盤底筋まわりの血行をよくするのです。すると、精巣や卵巣などの活動も活発になり、性ホルモンの分泌を増やすことになります。
なお、ランニングするときは仲間と会話ができるくらいのゆったりとしたスピードが大切。無理に速く走るよりも、骨盤底筋を強すぎず刺激できるのです。
この男性は前立腺肥大の投薬治療と同時にランニングを開始。いまではフルマラソンを完走するほど、ランニングにのめり込んでいるといいます。たくさん食べても体重が増えないだけでなく、それまで高かった血圧も落ち着いたとか。前立腺の治療で改善どころか快調になったのでした。
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