四股踏みは内臓脂肪レベルを下げるのに効果的
相撲の基本トレーニングとして行われている四股踏みは、じつは内臓脂肪レベルを下げるのに効果があります。実際、四股踏みで2~3か月で5~6kgも体重を減らした医師は、患者への通常の治療に加えて、四股踏みを指導しているほどです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。

四股踏みを患者さんにも指導
東京都大田区にあるしんクリニックでは、通常の治療に加えて簡単にできる四股踏みを指導しています。これにより内臓脂肪レベルを効果的に下げて、危険な病気の予防につなげているのです。
多くの患者さんの肥満を改善してきた辛浩基医師も、じつはかつては肥満体型でした。診療所で仕事をしているとどうしても動かないため、体重が80㎏オーバーということもあったといいます。
それが食生活の改善に、四股踏みを加えることによって、2~3か月でだいたい5~6㎏も体重を減らすことができました。この四股踏みを患者さんにも指導しているといいます。
四股踏みはなるべくゆっくり
四股踏みはなるべくゆっくり行うことで、体の中でもっとも大きな太ももの筋肉をしっかり鍛えらることが可能。しかも、四股踏みは片足ずつ行うこともポイントです。
片足でバランスをとることで、ふだんあまり使わない骨盤まわりの大きな筋肉も鍛えられます。代謝もさらにアップするだけでなく、股関節が柔軟になることで血流やリンパの流れが改善。より効果的に内臓脂肪レベルを下げられるのです。
実際、6年ほど四股踏みを続けているという79歳の男性は、以前は肥満が原因と考えられる高血圧に悩まされていました。ところが、毎日朝と夕方に30回の四股踏みを実践したところ、体重が減って高血圧も改善したといいます。
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